先週、愛媛の父が亡くなりました。

認知症が進行して、昨年9月から介護施設にお世話になっていましたが、
コロナ禍で施設での普段の面会は愛媛にいる兄家族も出来なかったそうです。
私も入所する時に電話で話したのが最後です。
それは寂しくて心残りではありますが、
病気で痛かったり、しんどかったりすることなく、
普段通りの生活の中で眠っている間に息を引き取ったようで、
とても安らかなお顔でした。
と言うより・・・笑ってたんです。
微笑むどころの話ではなく、満面の笑みといった「ニカっ」とした楽しそうな笑顔。
ここ数年で一番いい顔じゃないの~?ってくらいでした。
勿論、顔を見た時は涙が溢れましたが、
あの笑顔を見ると、安心して送り出すことが出来ました。
もう父くらいの年齢になると、
あちらの方が兄弟、友人知人が多いし、寂しくないだろうなと思います。
母とも35年ぶりに再会できるだろうし。
あ~本当にいい笑顔だった。
もうそれしか印象にない。
脳裏に焼き付けてきました。
今回帰省するにあたって、
帰省前日にPCR検査で陰性確認しましたが、
(ちなみに千葉に帰ってからも再度PCR検査で陰性確認)
愛媛県は非常事態宣地域の人間に対してかなりナーバスになってるなぁ。。。と感じました。
全く‥・バイキンかよ。
いや、地方がまだこんな感じなのか?
まあ、地元の人間に要らぬ心配させてもいけませんので、
気配消して、誰にも言わず誰とも会わずに帰ってきましたよ。
葬儀の翌日は父と最後に行ったドライブコースを一人で回り、
貸し切り状態の海でぼ~ッとしてました。
今度はいつ帰れるかな。
両親とももう亡くなってしまいましたが、
やっぱり故郷は故郷ですもんね。
またもう少し落ち着いたら帰ろう。
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